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使う 2018.10.09
ヘアオイルは濃厚でぺったりと仕上がるという印象をお持ちの方がまだまだ多いように思います。けれども、ここ近年のオイルブームが一時のブームに終わらず定着し、毎年数多くの新製品が発売され、支持されているのは「ベタつかないオイル」が増えたから。
椿油の老舗で96年のロングセラーを誇るヘアオイル「大島椿」も、精製技術の向上により、ベタつきのもととなる夾雑物が取り除かれたさらりとした使い心地のオイルで、10代、20代の若い世代のファンも増えました。
それでもベタつくと感じている人は、つけ方を見直してみましょう。
オイルは、ほんの少量でツヤ髪効果、うるおい効果、プロテクト効果を発揮します。
髪の長さや量によって、1〜2滴を調整して手のひらに取ったら、ここからが重要です。まず、そのまま髪につけないこと。オイルが髪表面に均一でなく、多くつくところがあるなどムラづきすると、オイルの重みでぺたんこになったりベタついてしまいます。正しい方法は、両手をこすりあわせて、指の間と手のひらに均一にオイルが広がったら、毛先にもみこむようにつけます。この、「指の間まで広げる」ことと「均一につける」ということがベタつかないポイントです。最後に、手のひらに残ったオイルを上から毛先に向かって、さーっとなでるとパサつきがおさまり、美しいツヤとまとまりが生まれます。
髪につける前に、必ず手のひらと指の間になじませること!
すると髪に均一についてベタつきません。
いきなり髪表面になでつけると、オイルが一ヶ所に付きすぎて、
その重みで髪の立ち上がりがなくなり、ベタついて見えます。