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汗をかかないなら、髪を洗わない?

知る 2019.11.27

毎日洗うVS 毎日洗わない どっちが正解?

髪のお手入れといえば基本はシャンプー。

様々なシャンプーが発売される中、ふんわりと仕上がるものからしっとりまとまるものまで、使うシャンプーによって髪質も大きく変わります。

しかし忙しい女性にとってはシャンプーするのも手間がかかり、ましてや髪が長ければ乾かすのも大変。

仕事で疲れていたり、夜遅く帰宅した日などは本当に面倒なものです。

そもそもシャンプーは毎日必要なのでしょうか?

いや毎日は地肌や髪にとって良くないのでは?

髪を洗う、洗わないは一体地肌や髪にどんな影響が出るのでしょうか。

エイジングケアには毎日のシャンプーが鉄則

シャンプーの第一の目的は、ほこりや皮脂、汗などの汚れを落とすこと。

汗をかかない日でも皮脂は一年中、毎日分泌されています。

その量はお顔のTゾーンの約3倍。

特にストレスが多く、外食や動物性の食生活を送っている現代人は皮脂分泌が活発になりやすいので、毎日シャンプーする必要があります。

毛穴に皮脂が詰まった状態を放っておくと、毛根が弱り髪の成長が妨げられてしまうなど健康な髪の毛が育まれなくなってしまいます。

また古くなった皮脂は匂いやかゆみの原因にも。

さらにはヘアワックスなどをつけた場合、汚れや油分を落とさなければ、翌日髪型も上手くセットできません。

美しい髪を維持するために清潔な状態を保つことはとても大切です。

 

そしてシャンプーのもう一つの目的は、血行を促進させること。

シャンプーの語源はヒンズー語でマッサージ。

地肌にお湯をかけて温め、シャンプーすることで血行を促進させることがとても大切なのです。

漢方では髪のことを血余と呼びます。つまりたくさんの血液があって初めて健康な髪が生まれてくるのです。

頭のてっぺんの部分は筋肉がなく動かせないので、血液が隅々まで十分に行き渡りません。特に冬の寒い時期は血行も悪くなりやすく、毎日シャンプーすることが大切です。

エイジングによる髪の衰えが気になる方は、ぜひ日々のシャンプーで血行促進を心がけてください。

シャンプーできないときはブラッシングでケアを

体調が悪かったり、疲れている時は無理してシャンプーするのではなくブラッシングでケアをしましょう。

ブラッシングには髪や地肌の汚れを取り除いたり、血行を促進させる効果があります。

その際使用するブラシは、地肌を傷つけないように先端に丸みのあるものや、柔らかいものを選びましょう。

イノシシや豚毛のような動物毛のブラシもオススメです。

 

1.  まずは毛先から梳かします。髪には見えない埃がたくさんついているので丁寧に髪の表面をブラッシング。無理やり力任せに引っ張らないように毛先から少しづつ梳かします。

2. ポニーテールをするように、生え際から頭頂部に向かって地肌をブラッシング。毛穴の汚れを取りつつ、マッサージするように心地よい力加減で行いましょう。

3. 最後に後頭部を。下から上に向かって毛の流れに逆らいながら地肌をブラッシング。毛穴の汚れを優しく浮かせるイメージです。

 

カラーリングやパーマをかけた直後や地肌が乾燥したり敏感な時は、毎日シャンプーする必要はありません。地肌や髪の状態、目的によってもシャンプーの頻度は異なります。

自分の地肌の状態と環境に合わせて正しいケアを行ってくださいね。

 

 

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