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使う 2018.09.06
朝せっかくセットしても、いつの間にか髪がぺたんこになってしまった経験は誰にでもありますよね?
一つは髪周辺の湿度が原因の場合。湿度が50%を越えると、ぺたんこになったりうねりが出るといった変化があらわれます。50%というと意外にも起こる頻度は高く、たとえば10分ほど歩くだけでも髪周辺の湿度は50%を越えてしまいます。また温かいお茶を飲むと、なんとその湯気で前髪を中心としたエリアの湿度は一気に30%ほど上昇! 梅雨どきや真夏だけでなく、365日、日頃の行動パターンのあちこちに湿気上昇の要素が含まれていることを知っておいてください。
では、湿気でぺたんこになってしまう原因は何でしょう?
湿気によって髪1本1本の重量が増し、その重みに耐えられなくなることが大きな原因です。
多くの人は、猫っ毛や細毛だったり、毛量自体が少ない髪質によるもので、ほかに、皮脂が多く髪がべたつきやすい人、スタイリング剤のつけすぎでも起こります。
髪がぺたんこだと、寂しい印象に見えたり、老けて見られたり、途端に見た目年齢も変えてしまうほど。根元の立ち上がりはキープしたいですね。
なんと縄文時代から使われてきたという「つげ櫛」。以前は、どの家庭でも見られたのではないでしょうか。
櫛を何度も椿油につけこんで浸透させているため、見た目は目が細かいのですが、からまりにくく、根元から櫛を入れてもストレスなくとかすことができるのが特長です。
じつはこのつげ櫛、ぺたんこの髪をふんわりさせる立役者。
髪の流れとは逆方向に、つげ櫛を根元からとおすだけで、湿気が逃げて、空気を含んで、まるで朝セットしたかのようにふんわりと仕上がります。
この間、たった3秒。これだけで「髪直し」できるうえ、乱れたキューティクルも整うので美しいツヤまで生まれます。
コンパクトなつげ櫛は持ち運びにも便利ですので、ぜひ1本、バッグに忍ばせてください。