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知る 2019.12.20
しっとりと潤いに満ちた艶やかな髪。それは誰もがあこがれる美しい髪。
しかし年齢とともにうねり、パサつきや広がり、さらにはダメージの蓄積からごわつきや枝毛など、髪の悩みは増える一方。
しっとりとまとまりのある髪は欲しいけれど、さらさらな髪にもあこがれる!!
一体どちらを選ぶのが正解?
もうシャンプー選びには迷わない!自分に合うシャンプーを見つけるための極意をご紹介します。
シャンプーを変えただけで髪質が驚くほど変わる?
いいえ!シャンプーで髪質を根本から変えるには限界があります。
特に“しっとり”“さらさら”の違いはそれほど大きくはなく、変わるのは手触りだけなのです。
大きく変わるのは配合されている油分の量。
基本的にシャンプーの成分そのものには大きな違いはありません。 “しっとり”タイプのシャンプーには、“さらさら”タイプよりも多くの油分や保湿成分が配合されており、その効果として髪が重たくなり、まとまりやすくなるのです。
しかし、保湿成分が多く配合されたシャンプーではボリュームが出ずにぺたんとなったり、汚れがしっかりと落とせずにベタつきの原因になることがあります。
また、シャンプーで極端にさらさらになりすぎるのも問題。さらさらになる成分の多くはシリコンです。
シリコンは肌や髪に悪さをするものではありませんが、肌や髪をコーティングする作用があるので、汚れが落ちにくいという欠点があるのです。
気になるようなら、定期的にシャンプーを変えるなどするとよいでしょう。
たくさんの種類があるシャンプーですが、シャンプーは頭皮と髪の汚れを落とすのが第一の目的。
洗浄力が強すぎて肌や髪を乾燥させたり、保湿成分が多すぎて汚れが十分に落ちていないのでは本末転倒。
ですからシャンプーにはあれこれたくさんの機能は必要ないのです。
地肌と髪に負担をかけずにしっかりと汚れを落とすことができるものが良いシャンプーなのです。
シンプルイズザベスト!これが正解なのです。
基本的に髪の手触りは、一番最後につけたアイテムの影響を大きく受けます。
シャンプー後のコンディショナーでケアを終わらせるならば、選んだコンディショナーによって、髪の手触りとまとまり感が決まります。
また、最後にアウトバストリートメントをつけるのであれば、そのアイテムの影響が一番大きく現れるのです。
シャンプーは汚れを落とすことが目的。
コンディショナーやトリートメントはダメージの補修や仕上がり感を。
アウトバストリートメントで髪の手触りを変えていく。
この法則が美しい髪を維持するための鉄板なのです。