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知る 2019.03.28
リンス・コンディショナー・トリートメント、一体この違いは何なのでしょうか?
実はこの定義は厳密に決まっておらず、販売しているメーカーによって異なり商品ごとにその特徴や成分、使用方法などを確認する必要があるのです。
しかし一般的にはリンスとコンディショナーはほぼ同じ。
そしてトリートメントが別と考えられています。
「リンス」というのは日本語の名称。外国に行って「リンスください」といっても通じません。「リンス」を英語にすると「コンディショナー」となります。外資系のブランドが多く輸入されるようになり、自然と英語の名称が広く知られるようになったのです。
つまり「リンス」と「コンディショナー」はほぼ同じもの。
しかしトリートメントは少し役割が異なります。
コンディショナーは髪の表面を保護するもので、一方トリートメントは受けたダメージから髪を補修するものなのです。
髪が短く、パーマやカラーをしていない人はコンディショナーを。
髪の長さがセミロング以上、もしくはパーマやカラーなどをしている人はトリートメントがおすすめ!
コンディショナーは一般的に髪の表面を整えるために使います。
髪の健康のためには、一番表面にあるキューティクルが整っていることが大切。しかしシャンプーをすると髪のキューティクルは乱れてしまいます。そこでコンディショナーを使って髪の表面を整えなければなりません。
一昔前のシャンプーは洗浄力が強く髪がごわついてしまうことから、すすぎやすくするために必ずリンスが必要でした。
最近はシャンプー自体が変わり、すすぎやすくなっていますが髪の表面を保護しキューティクルの乱れを整えるためにも毎日コンディショナーを使いましょう。
またパーマやカラーなどをしている方の髪の毛は表面だけでなく、内部もダメージを受けています。
トリートメントは髪の内部に成分を浸透させ、パーマやカラーで受けたダメージを補修し髪の質感を調整してくれます。
コンディショナーは表面をケアする目的で作られていますが、トリートメントは髪の内部をケアしダメージを補修する目的で作られています。
ですからパーマやカラーなどで髪内部にダメージを受けている人にはトリートメントがおすすめ!
商品の目的が異なれば、使い方も異なります。
コンディショナーは髪の表面を整えることが目的なので、シャンプー後の濡れた髪全体に満遍なく塗布し
軽く手グシで全体になじませたらすぐにお湯で流します。
一方トリートメントは髪内部まで浸透させるために、手のひらで軽く温めてから特にダメージがある毛先からもみこむように塗布し、手グシで全体になじませ、数分置いて洗い流しましょう。